2014/11/13

El Salvador Trip -Day8.9-最終話

早朝。

マルコスに迎えにきてもらって
プンタロカへチェックに行く。

こうしてゆっくり朝日をみれるのは今日が最後。
明日は暗いうちに出発だから。

残念ながら、サーフィンするのは厳しいほどに
サイズダウンしてしまった。

さてどうしよう。
ゆっくりしてからスンサルでも行こうか。

一度宿に戻ってマルコスと別れ
のんびりしながら朝食をとったりして。


いつもの場所から波チェック。 
やはりサイズダウンしているようで
昨日までとブレイクの位置が違う。

結構人が入っているなぁ。


屋上は建設途中。
きもちいい青空!



旦那、スンサルでさくっとやることに。
私は本を持ってビーチを楽しむことに。

宿の海側の出口から。


気持ちの良い海沿いを5分くらい歩いて。

椰子の木の木陰に腰かけて
本を読む。
 あぁ、なんて贅沢。




ふと海のほうへ目をやると
旦那が楽しそうに波に乗っている。




いいなぁ。

見ている限り、昨日までのようなセットは入っていない。
このサイズなら私もできそうだなぁ。
入っちゃおうかな、なんて思ったりもしたけど
傷が化膿したら嫌だし、ここは我慢。

あぁ、ずっと大きいままでいてくれたらこんな気持ちにならずにすんだのに。

しかし、そんな私の心を諭すのに
旅のお供に選んだヨガの本は十分に役立った。


色々と想いが巡ったが
とてもいい時間だった。
何しろ太陽の日差しが嬉しいし、
水着で太陽を浴びれるだけで最高にハッピー!


旦那が上がってきて、宿へ戻ることに。
 
宿の入り口ではおじさんがこの置物を製作中。
一瞬おみやげに、、と思ったが、旦那にやめとけと表情で諭されて断念(笑)



海あがり、そのままプールにどぼん。
 私は足だけちゃぷちゃぷ。

ちょっとまったりして。

昼過ぎ、小さいときがいいらしい
エルソンテというポイントへ。

小さな湾の右奥から綺麗な波がブレイクしている。









ご機嫌で上がってきた旦那。
全くストレスのない、最高のファンウェーブだったそうだ。
旦那いわく、アッパートラッセルズをもっとパワフルにした感じ。とのこと。


 一度宿へ戻り。
小腹がすいたので、この辺ならではのものを食べたいということで
近所のププサ屋さんへ。

各テーブルに置かれる漬物。

辛いのでは、とびびる旦那。
店員さんにきいたら辛くないよ、といわれてトライ。

これがなかなかおいしい。

トルティーヤみたいな皮の中に
チーズやお肉などが入っている。
食感はお好み焼きっぽい感じ。
ここに漬物をのせて食べる。
これで50円くらい。

ププサってなんだよ~とブーブー言っていた旦那も
うまいね、と、気に入っていた(笑)

フレディ・マーキュリー(笑)のお店SOYAで
おいしいローシュガーチョコレートを買って。

食欲を満たし。


夕暮れ。

ラストディナーへと向かう。

マリアッチの演奏と波の音を感じながら海辺のレストランへ。

ラストもやっぱりこれ!
何度食べてもおいしい。
セビーチェそのものも勿論おいしいのだが
この大きくてジューシーなライムがポイントな気がする。

旦那はお気に入りのセルベッサ(ビール)pilsener。
未だ薬服用中の私はアルコールは控えて
フレッシュパイナップルジュースで乾杯!

でかー!!
そしてうまい。

旦那はセビーチェをおかわりしたいと言う。
どんだけ好きやねん(笑)


じゃあせっかくだからあの店へ。

お気に入りのメキシカンレストラン。

いつもの小柄なおじちゃんが
「amigo!!」
と言って笑顔で迎えてくれた。

嬉しい!


 ここでまた改めてセビーチェを頼み、
乾杯をして。

最後に何を食べるかで意見が割れてちょっと揉めて(笑)

 その結果、頼んだやつが大はずれで
更に険悪なムードに(笑)

(そんな感じだったので写真も撮っておらず、、)

だまってブリトーにしとけば良かった。。(笑)


ラストナイトに喧嘩しちゃうあたりも私たちらしいと言えばそうなのだが。


宿に戻る間もあーだこーだと言い合っていたけど
商店でアイスを買って、部屋に戻る頃には
もう言い合いも終わって。


荷物をまとめてシャワーを浴びて。


ここでの日々を思い出しながら眠りについた。


そして次の朝。

波の音だけが聞こえる。
外はまっくらで海は見えない。

出発の準備をしていると
ドアをノックする音。
マルコスが迎えにきてくれた。

荷物を車に積み込み、お世話になった宿のスタッフに挨拶をして。
また来てね、と優しい笑顔で見送ってくれた門番のおじちゃん。
最初はこわいと思ってたけど、めっちゃ優しい人だったなぁ。


空港までの約40分のドライブ。

帰り道というのはやはり寂しいもので。
車内での会話は少なく。

サンサルバドル空港に到着してマルコスとお別れして。

チェックイン。
大きな荷物がある分、通常よりも時間がかかる。

ひとつのカウンターに4~5人いる。
こんな感じですらーっと、とにかく人数が多い。

なんとか無事に荷物を預けることが出来てひと安心。

朝のコーヒータイムを楽しむ余裕もあった。

搭乗を待っているとどこからか聞きなれた言語。
日本語が聞こえる。

ここへ来て初めて日本人に遭遇。

アビアンカ航空でLAまで約5時間のフライト。


さようなら。
ありがとう。
エルサルバドル。

そしてLAで乗り換え。
大きな荷物を持ってのターミナルの移動はなかなか大変だった。

ここまで来ると日本人がたくさんで。
もう既に帰ってきちゃった~って気分になる。
 

ここからはシンガボール航空で成田まで。

テルマエロマエ2の続きを見たり。
本を読んだり。
 旅の写真を二人でみて、思い出し笑いしたりして。

寝たり起きたりを繰り返して
19:00過ぎに成田に到着。

まずはトイレに。
ほんとに日本のトイレの安心感ったら。

空港内では日本人ならではの丁寧な対応で色々とスムーズに手続きも済んで
あっという間にマイカーに板を積み込む。

 雨の中キラキラと光る夜景に包まれた首都高を抜け、
中央道を越えて
八王子に到着。

まずは店に板を降ろし
そして家へ。

まずはやっぱりお風呂!

あぁ、あたたかいお湯に浸かれる幸せ。
あぁ~~
疲れが抜けていく。

我が家の昭和スタイルの小さな風呂が今までで一番ありがたく感じた。

風呂好きの旦那も
最高だね。と。
至福の時を味わっていた。

 翌日から勿論仕事で、いつもの慌ただしい日常に戻ったのだが
当たり前のことがありがたく感じられる
新鮮な日々のスタートでもあった。

 ビシっとした格好で無表情ですれ違う人々の中で
オラ!と笑顔で挨拶を交わすエルサルバドルの人々を懐かしく感じたりして。


エルサルバドル。
きっと最初で最後になるだろうと思って行ったのだけど
行って帰ってきて思うのは、次もあるかも。
ということ。

出来ればオンシーズンではなく、オフシーズンに(笑)
今回はシーズン終盤ではあったが、
こんなに大当たりするのは年に4回くらい、、だったらしく
毎日ビッグウェーブだったけど
オフシーズンなら毎日腰~腹ファンウェーブらしい。
もっとあがることもあるみたいだけど。



時間もお金もかかるけど
全ての素晴らしい経験は宝だ。 

エルサルバドルでのサーフィンは半ばあきらめかけていた中で
チャレンジできたことも自分の中の大きな一歩となった。

結果的に怪我はしたけど、サーフィンしてればいつかはきっとこういうこともあるし。
幸いにも傷は顔ではなく。
帰国してすぐに抜糸も済んで
医師のGOサインをもらって翌日から海に復帰。
1ヶ月経った今ではヘッドスタンドもできている。


やっぱり旅はたのしい。

次はどこへ行こうか。




***


今回の旅の手配はWorld Surfaris Japanさんにお願いしました。
代表の細田さんは何度も現地に足を運んでいますので
安心してお任せできます。

私たちも行き先に散々悩んで細田さんに相談させていただき
色々とご意見をいただいてこのトリップが実現しました。

おかげさまで最高のトリップになりました!

皆さんも、トリップのことで悩んだら
是非ご相談されてみてはいかがでしょうか。
きっと最高のプランを提案して下さると思います。



この気まぐれな長い連載にお付き合いくださった皆様
ありがとうございました。

楽しく読んでいます。
との言葉に励まされました。
これにて完結とさせていただきます。

旅ってほんとうにいいものですね。
それでは次回のトリップまで
さよなら、さよなら、さよなら。(笑)


麻子




El Salvador Trip -Day7-
 


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