遂に発表になりました!
TTシリーズのスペシャルコア。
RIDEにてご注文受付開始いたします。
◆木曽ひのき×みずめ SPECIAL CORE◆
【オーダーの際のご注意事項】
ご注文数によっては、即納できません。
材料を調達しながらの制作となっております。
ひのきは夏の素材/みずめは冬の素材。
そのため、制作に時間を要し、順番に制作しております。
予定本数(調達材料)をオーバーした場合、バックオーダーとなり、納期は未定となります。
最高のライディングフィーリングを楽しんで下さい!
from T.T
古来より最高級の木材として有名な「木曽ひのき」は、長野県の南西、木曽御嶽山の
ふもとに群生しています。
木曽地方は標高が高く、厳しい自然環境の中で木曽ひのきは数百年をかけてゆっくり
と成長し、ほかの地域のひのきと違い、ほんのりとさくら色の木肌には密に揃った
まっすぐな木目、軽量な木質です。
1300年の歴史を持つ法隆寺五重塔にも使われ、今も昔も建築用材としていわずと知れ
た最高級品です。
木取りの仕方によって独特のエキゾチックな「杢」が浮き出て、高級家具に利用され
る木材です。木質は弾力があり硬質。密度が高く丈夫でしなやか。
別名を梓(あずさ)といい、梓の木で作った弓は梓弓と呼ばれ、
「梓」は古今和歌集の中に「張る」「引く」「はねる」などの「ばね性」を連想させる
歌の枕詞としてたびたび登場し、大昔には狩猟の道具や大陸の民族からの侵略を防ぐ
防人の武具として、弓の弦を打ち鳴らしその場を清め、神下ろしの儀式で梓巫女を
トランス状態へ誘う重要な道具。それが梓弓だったといわれています。
この二つの異なる木材をGENTEMSTICKのスノーボードCOREとして、使用するまでの道のりに
約4年の月日をかけ、テストを繰り返し、乗り心地を追求した逸品が出来上がりました。
「木曽ひのき」はボードのレングス方向は継ぎ目なく柾目にて木取り。
「みずめ桜」によるひのきとは微妙に異なる時間軸の粘りやボードのあらゆるフレックス方向
への効果を最大限に生かすため、木曽ひのきと同じく継ぎ目なく柾目にて木取りをし、
さらにブックマッチと呼ばれる、本を開いたときのような製材方法により
トーション・フレックス性能を完全にシンメトリー(左右対称)にすることが可能になりました。
「最高の贅沢」とも言える材質、木取りの工夫の末に、ストリンガーにはみずめ桜の美しい杢が
浮かび上がり、自然の美が寄り添った、最高のボードが出来上がりました。
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