2012/10/11

Sri Lanka Surf Trip -DAY7-後編

一時間ほど、部屋でゆっくりと過ごした。

11:00AM

風はいつもより弱かった。

もう一度、ポトヴィルへ向かうことにした。
お昼はいつも空いているけど、さすがにこんなに波も良いから海は混んでいた。
何本か乗って上がった。

今回旦那が持っていったのはこの三本。
左から、mandala wingless quad fish 5'10",
mandala TPH 6'6",
YU love&peace 5'10"
 
 


ラジャとの別れを思うと寂しさいっぱいで
完全に見送る側の気持ちになっていたが、
私達も明日、ここを去るのだ。

じゃあ、ビール。
バルコニーでビール。
ジョッキが良くお似合いです。
 
 
そこへマティが来た。
夜ご飯何にする?と。
 
私達が明日去るからか、めずらしくゆっくりおしゃべりしていった。
彼はクールなので多くは語らないが、とても優しい。
クールだけど、温かい。
かっこいい人だ。
asako&mathy
 
 
そうこうしているうちに夕方になってきた。
 
旦那がベビーで軽くやるというので一緒に海へ。。
行くのはいいんだけど、、なんとなく気がのらなかった。
 
朝からラジャとすれ違いばかりで、ちゃんとさよならを言っていない。
ラジャは6時にここを出ると言っていた。
実は昨晩お礼の手紙を書いたのだ。
それを渡さないまま会えなくなるのは嫌だった。
海へ行ったらもう会えないかもしれない。
その前に渡さなきゃ。
 
4:30PM
 
出発前で忙しいのだろうなと思いつつ、
マティに「ラジャはどこ?」と聞いてみた。
するとすぐに電話をかけてくれた。
 
慌ててラジャが来てくれた。
 
 
彼はタミル人。
スリランカの中では少数派の民族だ。
スリランカの内戦は多数派シンハラ人と少数派タミル人の争いだったようだ。
そんな背景もあり、会話の端々に
とてもタミル語を大切にしている様子が伺えた。
 
そんなタミル人の彼に敬意を示したくて、
封筒に”ありがとう”をタミル語で書いた。
 
何か言ったら泣いてしまいそうだから無言で手紙を渡した。
封筒の文字を見て、ラジャも無言で私達をハグした。
 その目にはうっすら涙が浮かんでいた。
 
 
そして私達は海へ向かった。
私はphoto time。
 
スリランカの人たち、大人も子供も良く遊ぶ。
 
こんな風にビーチで遊んでいたり、海水浴をしていたり。
みんな海を楽しんでいる。
 
アルガンベイのビーチでは見かけなかったけど
ポトヴィルでは木のドアみたいな板で波乗りをしている人もいた。
あ、そういえばその板が流れて旦那の板にぶつかってクラッシュした場面もあった(笑)
大切にしていた板が傷付いてちょっとへこんでたけど
それも笑い話。いい思い出だ。
 
 
Baby pointでは旦那はひたすらmandala TPHに乗っていた。
日本に戻ってから私も借りて乗ってみたが、すごい板だった!
めちゃくちゃスピード出るし、フラットなセクションも余裕で繋げちゃうし、
独特の浮遊感、波との一体感、それは、なんていうか、、宇宙。
旦那がこればっかり乗っているのもうなずける。
 
この夕方もいつものように腰~胸のメローな波。














 
平和だなぁ。
 
 
 
 
宿に戻るとすっかり身支度を済ませた雰囲気のラジャが待っていてくれた。
「一緒に写真を撮ろう!」と。
 
ラジャと三人で。
 
マティとも一緒に。
 
6:00PM
 
ラジャとはこれでお別れだ。
かたく握手をして、「see you..」
というとまた涙が溢れた。
 
「only smile..」
と言ってくれたラジャも涙をこらえていた。
........
 
 
素敵な出会いがあって幸せです。
ラジャ、またね。
ありがとう!
nandri..
 
 
Last night.
タイ風カレー。

チキンのグリルがのっかったパスタ。

ブラウニーとバニラアイス。
全部本当に美味しく、ここでの食事も毎日の楽しみだった。
 
 
最後の夜、
やっぱり今日も寂しい気分。
 
 
明日はラストサーフィンだ。
 
 
 
 
asa
 
 
 
 
 
 

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