まだ先週の台風の波の感触が足の裏に残っているうちに書いておこうかと、、
CHRISTENSONのCAFE RACER、、調子いいです！
この板のコンセプトはFishの苦手とする縦への動きを容易にする為に
Fishのフロントアウトラインにラウンドテイルをミックスしたハンドリングの軽いハイスピードマシン。
来日回数の豊富なクリスが日本の波にもマッチすると太鼓判を押すモデル。
ということですが、
実際にはノーズはFishのアウトラインよりは大分細いです。
が、イーグルノーズの感じやノーズ付近からセンターまでのレールの感じは伝統的なFrye Fishそのもの。
ラウンドテイルは後半かなり薄くシェイプされており力のある波でも踏み込みやすく
タイトなターンが可能です。
ロッカーはFishのようなかなりフラット気味。
コンケーブは浅めのシングル～ダブル。
この角度からの眺め、、、美しい。
この板のｽﾍﾟｯｸはCafeRacerとしては大き目のほうで、6.2 20（50.8ｃｍ） 2 9/16(6.5cm)。
先々週金曜日の勝浦リーフで筆おろし。
ダブルアップするような掘れあがるリーフにフラットなロッカーに不安もありましたが
やってみればかなり調子が良い。
掘れる波の中腹でテールを踏み込んでストールさせて、、
スピードもハンナない。
次は台風スウェルの湘南リーフ。
かなり水の量が多いリーフのオーバーヘッドの波でもテイクオフが早く
高速の壁を最速で抜けスピードに乗った状態からのターンへの導入も
浮力を落としたテールがスムーズに反応してくれます。
そしてフラットを感じさせないカービングも気持ちいい。
この板にはクリスの様々な仕掛けが見て取れます。
まず、かなり細いストリンガー。
コレによりターン中に板のしなりが生まれる。
テイクオフの際はフラットなロッカーで速く、ターンで板がたわめば
ロッカーが増してより板が回り込む。
フレックスからの反発でターンも伸びる。
巻きはボトムは4oz,トップは4oz+ボラン8ozのパッチ。
デッキのノーズ部分は1層になるので軽くなり板の動きもクイックに感じられる。
テール以外のレールはソフトに仕上げられ、ボトム側も角が取られていますし
浅めのコンケーブも相まって引っかかりも無く板を返せ、回転性も良くなっているようです。
デッキはレールが始まるあたりまでフラットなので通常よりセンターの厚みを薄く出来ます。
ちなみに自分はセンターではいつも乗るクワッドより5mmほど薄いものに乗っています。
FISHの速さにショートボードの動き、、、
魅力的ですよね。
ショートボーダーが乗ればいつもより多く、楽に波をキャッチでき小さい波も楽しくなるでしょう。
普段オルタナティブな板を乗られている方なら長さを出せば大きな波や、良い波用にもなります。
昔ショートボードでリップしていた諸先輩方もコレでもう一度、、、
いろんな方にオススメできますね！
RIDEではChristensonのオーダーを常時受け付けております。
納期は３～４ヶ月。
上記Caferacerは￥142.800（税込み）～
オーダー、ご相談お待ちしております。
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